シリウスグループは、ローコスト住宅を中心にグループで5ブランドを展開し、17年連続で岩手県持家着工数第1位を誇ります。藤原淳専務取締役(写真)と吉田哲也建設次長に、「助っ人クラウド」サービス導入におけるお話をお伺いしました。
- 課 題
- 協力会社との情報共有が円滑にできていなかった
- 施工管理アプリの機能が多すぎると職人さんが使いこなせない
- アフター対応の履歴・引継ぎ方法があいまいだった
- 解 決 策
- 操作がシンプルな施工管理システムに絞って導入検討
- データ長期管理を前提としたクラウドシステムを導入
- 効 果
- 書類・図面・工程管理ルールを平準化
- 協力会社との情報連携がスムーズに。現場品質の底上げに成功
- 引き渡し後の書類関係も一元管理できアフター業務に利用
首位独走を続ける強みの源泉はどこにあるのでしょうか。
藤原さん 創業から27年、岩手県における地域密着を貫き、地域で信頼を獲得することに心血を注いできました。信頼の基盤となる従業員を大切にし、人間力を高め経営感覚を身に付けるための人材教育に、特に力を入れています。
一方でお金にはシビアです。住宅販売という強みを伸ばすものに特化して投資し、お金を生まないものには使いません。店舗ごとの独立採算制を採り、店長に大きな権限を持たせ、原価や月次決算も社内で公開。従業員一人ひとりが合理的な経営者意識を持ち、利益にこだわっています。
信頼と合理性を追究する企業風土の重みを感じます。
藤原さん 首位を維持し続けるためには、新しいことへの挑戦も欠かせません。太陽光発電などの新規事業や、様々なツールの活用などにも積極的に取り組んでいます。
助っ人クラウドは3年前からお使い頂いていますね。
吉田さん 当時、協力会社との情報共有に大きな課題を抱えていました。複数のシステムを検討したのですが、助っ人クラウドの機能が一番シンプルで、職人さんが使いやすかったんです。ハウスジーメンの住宅瑕疵保険を利用すれば、無料でクラウドを使えるのも決め手になりました。
導入されて、どのような効果がありましたか。
吉田さん 現場監督と職人さんの情報共有がスムーズになり、バラバラだった管理ルールが平準化され、施工品質も上がりました。工程・進捗管理の面でも大きく効率化していますし、紙での保管と違って場所も取らない。なかでも、住宅瑕疵保険と地盤保証の図面やデータが勝手に登録されるのは、非常に便利だと痛感しています。今後はさらにアフターでのデータ活用を進めていきたいですね。
今後の戦略をどうお考えですか。
藤原さん 市場が厳しいからこそ戦略を決め切らず、多方面にアンテナを張り、未来投資を行うことが大切だと考えています。夜空で輝くシリウスとして、お客様の近くで暮らしを見守る存在となるよう挑戦を続けていきます。
MSJグループでも、時代の変化に応じて新しいサービス開発を行ってまいります。本日は有難うございました。
「助っ人クラウド」5つのポイント
住宅事業支援クラウドシステム|助っ人クラウド
助っ人クラウドの最大の特徴が「新築物件データベース」の自動作成。瑕疵保険法人であるハウスジーメンが提 …続きを読む
会社情報
社名 | 株式会社シリウス( ウェブサイト ) |
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創業 | 1995年 |
新築住宅着工数 | 年間約360棟 |
売上 | 年間約93億円 |
累計供給戸数 | 約6,000棟 |
従業員数 | 145名(2022年4月1日現在) |
加盟FC | アイフルホーム(株式会社シリウスEHC) |
※各数値についてはグループ合計