施工という工務店の「コア」をサービス集約で深化。自社のブランド確立にも寄与

施工という工務店の「コア」をオリジナリティへと進化。こだわりと支えるサービス
サービス導入事例

株式会社小林建設は大正10年創業の地域工務店。OM総合保証(新築住宅かし保険・地盤保証・完成保証)だけでなく住宅性能評価などの審査・証明商品や、引渡し後の住宅保証サービスなど、MSJグループ商品を幅広くご利用いただいています。
代表取締役の小林伸吾さんと、設計・広報担当の小林伸之輔さんに、これまでの歩みと様々な取り組みについてお話を伺いました。

「サービスの集約」が
施工基準の安定と、業務効率化につながる

主なMSJグループのサービス

主なMSJグループのサービス

特に評価されているサービスを教えてください

小林(輔)さん ハウスジーメンといえば住宅瑕疵(かし)保険というイメージかもしれませんが、当社では、補助金申請に関するさまざまな審査も必ずハウスジーメンさんに依頼をしています。
BELSでもなんでも、「サービスの申込み」ボタンひとつで、登録してある顧客データが流し込まれて申請準備があらかた済んでしまうし、管理画面ひとつで申請状況がわかることも重要です。補助金関係の審査だけ他社に頼んだら、申請したかどうかを別に管理する必要がでてきますから。設計部門の業務負荷が増えるなか、効率化に一役かっています。

ありがとうございます。データ連携機能は他社さんからも好評をいただいています

小林さん それだけでなく、審査関係や地盤保証も含めて一社に集約させることで、徹底すべき設計施工基準がぶれないので、職人さん含め周知しやすいという良さも生まれます。
近年、省エネ基準を満たすためには現場管理がますます重要になってきています。そのなかで、社内だけでなく全ての職人さんに仕様・納まりを理解してもらうことは大きな課題ですからね。

なるほど、施工基準を集約させることが解決策となったのですね

小林さん 加えて、会社間で「一緒に問題を解決しよう」という協力体制も生まれます。窓口を一本化するメリットは大きいと感じています。

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自分たちの「強み」は、広報活動でも差別化ポイントに

御社の広報活動で目を引くのがYouTube(陽の栖チャンネル)です。チャンネル登録者数も3.5万人を超え、コンテンツも充実しています

小林(輔)さん YouTubeではお客様邸のルームツアーだけでなく、技術解説や施工に関する動画も積極的にアップしています。YouTubeも会社のパンフレットであると捉えていて、自社の強みである「現場」のことを、印刷物だけに限定せずYouTubeでもしっかり紹介するべきだという方針です。

すばらしいですね

小林(輔)さん もちろん大変な面も多くあります。揚げ足取りのようなコメントを書き込まれるのは日常茶飯事。スマホを投げたくなる時もあります(笑)

小林さん 開設当時はコメント欄を閉めていたのですが、リスクばかり気にして実施しない方がいいという判断では、結局何も変わらない。検討の結果コメント欄を開放しました。その後、チャンネル登録者数の増加スピードが上がりましたね。結果、問い合わせ数も増えました。

SNS経由のお客様は、解説動画もくまなくチェックされているのでしょうか

小林(輔)さん 解説動画が直接効果に繋がっているかは、まだ検証しきれてないのですが、YouTube経由のお問い合わせは、その段階で小林建設の「ファン」になってくれているという手ごたえはあります。

モデルハウスにはこれまでの「施工日記」が並ぶ

モデルハウスにはこれまでの「施工日記」が並ぶ

MSJグループが、住宅ローンも含めて「ワンストップに相談できる」存在に

モデルハウスでのイベントや完成見学会なども活発です

小林さん 1996年から2022年までに5棟のモデルハウスを建設し、現在もすべて稼働しています。築27年の建物でも、日本の気候風土にあったデザイン・仕様ですから「飽きがこないスタンダードな住まい」として見ていただけると思っています。

小林(輔)さん 当社には営業専任のスタッフがいないので、タイミングが合えば完成見学会へまずご案内しています。担当した設計スタッフが対応するため、その家の細かい部分までご説明ができます。
イベントは他にも家づくり勉強会などを企画しており、住宅ローンセミナーはMSJグループにサポートいただいています。実際に相談が進んでいる案件もありますね。

こういう形でも住宅会社の支援ができることを嬉しく思います

小林(輔)さん 住宅ローンに詳しいスタッフがいるわけではないので、難しいケースがでてくる度に相談させてもらっています。MSJグループならではのワンストップサービスですね。


住宅着工数減少のなかで「継続」することの重さ

今後の展望をお聞かせください

小林さん 最近は継続していくことの重要さを感じています。
私どもが建てた家で育った子どもが大人になり、自分たちの住まいを建てる時に「まず小林建設に相談しよう」と思ってもらえることは、工務店冥利に尽きますよね。その時にまず、会社が元気な存在としてあり続けること。

小林伸吾 代表取締役

小林伸吾 代表取締役

継続といっても、新設住宅着工戸数が毎年減少しているなかで「現状維持」というのは、企業として更なる努力が必要です。今年で創業102年目を迎えましたが、これから先、110年、120年・・・と継続していける会社でありたいと思っています。

地域に根差す工務店としてあるべき姿ですね。本日はありがとうございました

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MSJグループのサービス導入を検討中のお客さまに、営業チームが導入から利用開始までサポートします。MSJグループ各社の貴社担当へご連絡するか、お気軽にご相談ください。

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会社情報

社名株式会社小林建設( ウェブサイト
所在地埼玉県本庄市
創業1921年
新築住宅着工数年間約35棟
売上年間約12億円
従業員数24名
加盟FCOMソーラー
YouTube陽の栖チャンネル